ホーム>五代目店主の想い

五代目店主の想い

多くの人に、手軽に美味しいお茶を楽しんでもらいたい

例えば、高級で良質なお茶を入手されても、美味しく淹れる技術がないと、そのお茶の本来の味を楽しめないような場合もあります。

もちろん、そのような高級なお茶を楽しむスタイルも良いのですが、私達としては「日常的にお茶を楽しんでもらいたい」という気持ちを強くもっております。
「ちょっとお茶にしようか」という時に「手軽」に「美味しいお茶」を楽しんでもらいたい。そういう想いがあるのです。

どなたでも楽しめるお茶をご提供したいというコンセプトは先代より引き継いでおり、深蒸し主体の独自ブレンドでお茶をご提供しているのも、それがそのコンセプトにあっているからこそです。

もちろん全ての方が「美味しい!」と感じてくれるお茶を目指していますが、お茶は嗜好品という特性上、特定のお茶が全ての人にとって美味しいと呼ばれるものは少ないのも現状です。

お茶の味は、一緒に食べるお茶菓子などによって変わりますし、特に高級なお茶はかなり渋みを感じたりして「お茶の味はよくわからない」と言われるお客様がいらっしゃいますが、お茶の味を難しく理解しようと身構えず、単純に呑んで自分の好みに合うかを感じて、楽しんでもらえれば幸いです。 また、そのようなシーンで美味しく楽しんで頂けるお茶をご提供し続けたいと考えております。

日本茶飯事 お茶屋鈴木園

当店のお茶を通じて、多くの方が「毎日お茶を呑み、お米を食べる」という日常茶飯事「日本人としての家庭(生活)」というスタイルを過ごしてもらえれば幸いだな、と思っています。
今ではどことなく薄くなりつつある、その様な日本人の生活スタイルを「日本茶飯事 お茶屋鈴木園」という当店が発信していけたらと考えています。

とはいえ、近年は茶葉を買って、家庭でお茶を淹れて飲まれている家庭が減少傾向にあります。
それに対しては、お茶屋としては残念に感じるところもあるのですが、意外と店頭の急須や湯呑茶碗の茶器をご購入頂ける方が多くいらっしゃいます。

その様な「お茶を楽しんで頂ける方々」や、「お茶を楽しみたい」と思ってる方々がいる限り、当店では「手軽に多くの人に美味しいお茶を楽しんでもらいたい」というコンセプトを守り続け、多くのお客様に鈴木園をご利用頂ければ幸いだと考えております。

ページ上部へ